大会のルール

ピッチ

【図】ピッチ

ゴールの大きさ

高さ2m、幅3m、ポストの幅8cm

ボール

フットサル用4号球(外周62cm〜64cm、重量400g〜440g、空気圧は0.4〜0.6気圧)

競技者の数

競技者の数1チーム5人で構成され、うち1人はGK(ゴールキーパー)。 GKは必ずフィールドプレーヤーと異なる色のユニホームを着用しなければなりません。

競技開始時に、1チームは5名いなければなりません。 交代要員は最大7人で、試合中(インプレー中でも)交代ゾーンから何回でも自由に交代できます(GKも含む)。ただし、プレー中の選手がピッチを完全に出てから交代選手が入ります。(OUTする選手が出る前にINする選手が入った場合は、入った選手にイエローカードが与えられます)。

退場等によって片方または両方のチームが3名未満になったとき競技は放棄されます。

ドロップボール

不可抗力によりプレーが中断された場合は、中断した地点からドロップボールで競技が再開されます。

主な反則

主な反則ショルダーチャージとスライディングタックル(GKも含む)は禁止です。スライディングそのものは反則ではありません。例えば、GKが自陣のペナルティーエリア内で、かつセービングのためにスライディングするプレーや、ボールがタッチを割りそうな時、スライディングをしてピッチ内にボールを保とうとするプレー等。 (相手プレーヤーに対してのスライディングは反則です。)

GKから出されたボールはハーフウェーラインを越えるか、相手競技者が触れるかしなければGKに戻すことはできません。戻されたボールをGKが触れたときは、その地点から相手チームの間接フリーキックとなります。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合は、その地点に最も近いペナルティーエリアのライン上からの間接フリーキックとなります。

競技者が退場を命じられたチームは、2分間経過後に交代要員のなかから競技者を補充することができます。ただし2分間経過する前に得点された場合は、その直後に選手を補充することができます。3人対3人、4人対4人など、両チームが同数の競技者であったり、人数が少ないチームが得点した場合、いずれのチームも競技者の補充はできません。退場を命じられた選手はピッチ(ベンチも含む)から離れなければなりません。

フリーキック

相手競技者は5m以上離れなければなりません。

間接フリーキックに相当する反則がペナルティーエリア内であった場合、その地点に最も近いペナルティーエリアのライン上より間接フリーキックが行われます。

反則の累積

直接フリーキックとなった反則をチームで前後半それぞれ5つ累積すると、6つ目の反則から相手チームに次のように直接フリーキックが与えられます。

キックイン、ゴールクリアランス、コーナーキックなどに関する反則(テクニカルファール)はその限りではありません。

延長戦は後半の反則数がそのまま継続して累積されます。

第2ペナルティーマークの仮想ラインより後方で犯した場合は、第2ペナルティーマークから直接フリーキックとなります。

第2ペナルティーマークの仮想ラインより味方ゴール寄りの位置で犯した場合は、キッカーがその地点か第2ペナルティーマークを選択して直接フリーキックとなります。

ペナルティーエリア内で反則を犯した場合、直接フリーキックに値する反則であったらペナルティーキックとなり、間接フリーキックに値する反則であったらその地点に最も近いペナルティーエリアのライン上からフリーキックとなります。

フリーキックが蹴られるとき、GKとキッカー以外はボールより後方にいなければなりません。(さらに守備側競技者はボールから5m以上離れます)。

フリーキックは直接シュートをねらって蹴られなければなりません。ボールがゴールキーパーに触れられるか、ゴールに当たってはね返ってからでなければ、すべての競技者はボールにプレーすることはできません。

ペナルティーキック

キッカーとゴールキーパー以外の全ての競技者は、ピッチ内にいてボールから5m以上離れなければなりません。GKはインプレーになるまでゴールライン上にとどまり、足を動かしてはなりません。

キックイン (サッカーのスローインに代わるもの)

キックイン (サッカーのスローインに代わるもの)ボールをライン上(ラインにかかっていれば良い)に静止させます。

立ち足はライン上またはラインの外 (完全に踏み越えなければOK)におきます。 (走り込んで蹴ってもよい)

相手競技者はボールより5m以上離れなければなりません。 (間接フリーキックと同じ解釈なので直接ゴール不可)

※ボールが天井に当たったとき競技は停止され、当たった場所に一番近いサイドラインから相手側のキックインで競技が再開されます。

ゴールクリアランス

ゴールラインをボールが完全に越えたとき、ボールに最後に触れた競技者が攻撃側である場合にはGKスローにより競技が再開されます。(ハーフウェーラインを超えて投げてもOK)。

ただし、ゴールクリアランスからのボールが直接ゴールに入っても得点にはなりません。

コーナーキック

ゴールラインをボールが完全に越えたとき、ボールに最後に触れた競技者が守備側である場合は、越えた側でもっとも近いコーナーアークからの攻撃側のコーナーキックにより競技が再開されます。(直接ゴール可能)

相手競技者はボールから5m以上離れなければなりません。

コーナーキックが正しく行われなかった場合は、やり直しとなります。ただし4秒以内にキックが行われなかった場合は、相手チームにコーナーからの間接フリーキックが与えられます。

GK(ゴーレイロ)のプレーについて

GK(ゴーレイロ)のプレーについてプレー中にキャッチしたボールは投げても蹴ってもよい。 (ハーフウェーラインを超えて投げてもOK)

直接ゴールすることは出来ますが、投げたボールの場合はゴールインしてもゴールは無効です。

ペナルティーエリアを出てフィールドプレーもできますが、ピッチ上どこの場所であっても、手、足にかかわらずボールを4秒以上支配することはできません。

インプレー中にボールを離した後、ボールがハーフウェーラインを越えるか相手競技者によってプレーされた後でなければ、味方競技者からパスを受けられません。

4秒ルール

フリーキック、キックイン、コーナーキックは全て4秒以内に行わなければなりません。4秒を超えた場合、その地点から相手側チームに間接フリーキックが与えられます。 (キックインのときは相手側チームのキックインとなります)

オフサイド

フットサルではオフサイドはありません。ペナルティーエリアの内外にかかわらず、ピッチ上のどの地点からもシュートが可能です。